今日は愚痴ブログ?

 寝ようと思ったら、ニュースが気になった。
 以下、覚書みたいなものなので、解釈などの正しさは保証できません、

【韓流】日本の『オールドボーイ』の出版社、韓国の映画社を告訴
 漫画『オールドボーイ』の出版社である双葉社側は、15日ソウル中央地方法院に『オールドボーイ』のハリウッドリメイク版権に関し、契約不存在確認訴訟を起こした。双葉社側は訴状で「ショーイーストが米国のユニバーサルピクチャーズと『オールドボーイ』のリメイク計画を推進しながら、関連収益支出事項を通告し代価を支払うことにした双葉社との基本契約を破った」と主張した。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090620-00000062-scn-ent

 普通、こういう契約を結ぶ場合、紛争が起きたときにどこの法廷で争うものかを決めとくもんだけど、何故に日本じゃなくて韓国で争うことになってるんだろう。原作持ってる双葉社は、こういう事態を考えてなかったんだろうか。どういう理由で韓国で争う契約になってるのか興味があるなぁ。
 で、ソウルで告訴したからには、準拠法も韓国法だと思われる。
 ということで、ちょっと、調べてみた。ちゃんと日本語訳があるから、ざっと読んでみたんだけど、今回の件に関係しそうな部分については、ちょーっと、日本のものとは違いそう。文化庁海賊版対策ページにある韓国における著作権侵害対策ハンドブックを見ても、違いの内容についてはあんまり解決できてないんだけど、二次的著作物の定義なんかについていえば変わらないから、映画をリメイクするんだとしても、映画が漫画の二次的著作物である以上、リメイク版も原作の二次的著作物と言える立場にあるんじゃないかと思う。
 なら、いくら映画のリメイクっていったって、双葉社から出てる漫画のリメイクじゃないわけないんだから、映画の制作会社が双葉社を無視してリメイク版の制作にゴーサインを出しちゃうのは法律違反って言っていいと思う。双葉社がどういう契約を結んでるのか知らないけど、流石に、制作会社に翻案の許可権を与えるような馬鹿な契約は結んでないだろうし。

 ……TBSでブロードウェイのRENTツアーに出てる高良結香さんが出てた。日本語の語彙があんまり豊富じゃなさそう。勘違いかもだけど。