何程の人か

 野久保直樹が、ナベプロから独立した、というニュースを購読しているRSSで知った。
 感想。アホじゃねぇの、これに尽きる。
 確かに、去年は、羞恥心のおかげで、相当に名前の売れた忙しい一年だったと思う。だが、バラエティタレントとしても、俳優としても、その名前だけでこれからやっていけることを見せられたと言えるか? 性格は良さそうだ。だが、本職であるはずの俳優としての力量なんて、まだまだだろうに。実力未知数。っていうか、俳優としての仕事、してたっけ?
 ……wikipedia漁ってみた。ああ、最近だと、Kって舞台やってたわね、見てないけど。あの制作の人が関わってる舞台、私には合わないことが殆どだから。テレビ、血液型のやつ出てたっけ。レギュラーって、殆どやったことないよね。昼ドラ一本だけなのか。 ……やっぱり、独立なんてできる器じゃないだろ。
 ヘキサゴンブームなんて、結局は一発屋芸人のブームみたいなもの。羞恥心の頃が最高潮だったとしても、今や、番組自体の魅力が薄れている。クイズ番組のくせに、毎回毎回歌のコーナーがあるのも馬鹿馬鹿しい番組。もし、ヘキサゴンとそれに付随する何かだけから判断して、持続的にきちんとこの世界で仕事をしていけると独立したのなら、馬鹿としかいいようがない。今、野久保直樹の代表作って、ヘキサゴンの羞恥心、よ? それだけでどうすんのさ。
 ま、事務所と何かで揉めたというのなら、それはそれで理由を知りたいものだが、まだまだ周りの力が必要なひよっこから「これこれこういう理由で事務所から独立しました」なんていわれて納得できるような理由は私には思いつかない。っつーか、どんな理由を出されても、いい訳にしか聞こえないね、多分。
 円満独立という考えには、どうしても、至らないわけだが。
 正解だったか不正解だったかはこれからの彼の仕事ぶりからわかるわけだが、とりあえず、カシアス絡み以外でどういう仕事ができるかが、1つ直近の山だろうね。

 注:私はノックファンではありませんが、嫌いなわけでもありません。