長庚のか行きかく行き

 万葉集の晩夏の歌の中に「夕星のか行きかく行き」という一節がある。「夕星(ゆうずつ)」は「長庚」とも書き、夕方、西の空に見える金星のことを言う。簡単に言えば、宵の明星のことだ。
 夕星と書くのも素敵なのだが、長庚でゆうずつと読ませてしまうのが好きなのでこちらで。

 ちなみに、私のはてなのユーザー名「plc」は、placeを端折っただけのことであって、Power Line CommunicationでもPublic limited companyでもPalestinian Legislative Councilでもない)。